今週のお題「人生最大の危機」
今から20年以上前の話ですが、
その日は、友人と飲み会で最終のバスで帰りました。
その時は、田舎の方に住んでいたので
最終と言っても最寄りのバス停に到着時間が
23時前くらいの時間です。
遅くなる時は、家からちょっと離れているけど
明るい通りを行ける一つ先のバス停で降りるようにしていましたが
その日に限って疲れていたので手前のバス停で降りました。
バスを降りて100m先に線路があり、
線路を通り越して200m先が我が家です。
数人、バス停で降りて私は線路の方に歩き始めたんです。
後ろで誰か歩いている足音が聞こえていましたが
あと少しで線路っていう所でその足音が途絶えました。
すると、後ろから抱きつかれ口を塞がれたんです。
私はパニックになって
一瞬、頭が真っ白になったけど
叫ばなきゃって思って、口元の手を振り払って
今まで出したことないくらいの大きな声で
「ギャ~~~」って叫びました。
自分でも、物凄く大きな声が出たなと思ったら
その声にビビって
その人は後ろに走って行きました。
私は、走って行く後ろ姿を見て
家に走って帰りたかったけど
足が震えてなかなか家に辿り着かず
何時もより倍近く時間がかかってしまいました。
それからは、ちょっと遠廻りでも必ず明るい道で帰るし
後ろに人がいたら振り返ったり
先に行かず後ろから歩くようにしたりしました。
今、思い出してもあの時
大声が出なかったら、どうなっていたんだろうと
思うことがあります。
だって、暗くても近所に民家はあったのに
あんなに大きな声を出しても
誰も出て来てくれなかったんです。
これは、真夏の出来事なので
本当に夜道は気をつけて下さいね。
本日も
最後までご覧頂き有難うございました。
スポンサーリンク
スポンサーリンク